時間革命 1秒もムダに生きるな – 書評とレビュー

収入は読んだ本の数に比例するらしい。

でも読むだけだともったいないので、自分の中に知識を落とし込むためにもレビューを書いてみようかなと思ってやり始めたのがこちら。

第一回目は堀江さんの本。討論とかの番組見るとよくわかるんだけど、あの人めちゃくちゃ頭がいいと思っている。

少しでも彼の思考をなぞることができたら面白いなと思って読んでみた。

すごい考え方だなと思って共感して書いてる。

時間こそ、人生で最も価値のあるものである

「時間こそ、お金よりも何よりも人生でもっとも大切にする必要のあるものである」

堀江さんがおそらくこの本で言いたいことは、これ。

これに尽きるのだろう。

「自分がもっと良い時間を過ごすために、もっと良い時間の使い方をするために色々考えてきた結果今の自分がここにある」と。

人生は有限なのに、自分の好きなこと以外に時間使いたくなくない?

すごい刺激的な言葉だ。確かに。

どうやって時間の質を高めていくのか?

時間の質を高めていくには、どのようにしたら良いのか。

これに対しても明確な答えを出していて、面白かったから紹介していきたいと思う。

堀江さんがいうには、人生の時間の使い方は2種類あって、自分のための時間と、他人のための時間という2つに分けられるという。

そしてこの自分のための時間をどんどん増やしていくことと、それの質を上げていくことによって人生はもっと面白くなると説いている。

自分のための時間

  • 自分の好きなこと
  • 興味のあること
  • 夢中になっていること
  • 時間の質を高めること

これらに時間を使うことができているか?

できているなら、自分ために時間を使うことができている。

でも、できていないなら、他人のために時間を使ってしまっている。

他人のための時間

  • イヤイヤやってる仕事
  • 合間合間のゲーム
  • やりたくないことに無理に付き合ってること
  • 他人のことについて悩んだりしていること

こういうことをしてる時は他人のために時間を使っていると考える。

わかりやすい。

仕事って、極論「暇つぶし」である

みんな結局わかってるはずなんだよね、って始まってるけど言われてみないとわからないんだよねこれ。

言葉にされて初めて意識できる言葉。

全員が全員「食うために」働かなくても良い時代

現代はもう農業などが進歩して、全員が全員食い扶持のために仕事しなくてもよくなった。

確かにそうじゃないとYoutuberとか台頭してこないもんね。

適材適所というか、やりたいことを仕事にできる時代がきてる。農業批判してるわけじゃなくて農業やりたい人はまじで全力で農業やったら良いってことや。気づくのが遅い

じゃあ、楽しい仕事をするしかない

ここまで読み進めるともう興味持ったことしかしなくて良いよねってなる。

他人に対してイライラする時間が勿体無い。

好きなことに全力投球することしか考えなくていいんだなって思う。私も最近ゲームに関して思っていたのはこれ。イライラしなくて良い。やるなら全力で楽しむ。

ゲームに対する本気度が足りなかったからもうちょっとアウトプット増やしたいな。

もう少し振り切りたい。

自信なんてなくていいし、悩みなんて考えてるだけ無駄

ここも面白かったポイントの一つ。

自信なんてなくていいし、悩みなんて考えてるだけ無駄である。

ストレスや悩みは「過去」か「未来」

将来どうしよう。

こんな考えを捨てるべきだと言う。

ここには、「時間を大切にするべきだ」という風に考えている堀江さんの考えが詰まっているように見える。

だって、今ある時間を精一杯、最大限有効活用しようとしてたら、別に悩みなんてなくない?と。

そう言う考えがベースにあるのであれば確かにそうなる。

目の前のことに一生懸命になってたら将来のことなんて確かに気にならなくなる。

だって目の前のことが面白すぎてそこに全力投球することしか考えなくなるから。

未来のことを考えたりシミュレーションしたりするのはコンサル業界の生み出した悪い癖って言ってるけど、ここは全面同意じゃなくて見越した動きも欲しいと思う。

けどそれができるのってこのあと書くけど、情報をどれだけ持っているかなんだよね。

じゃあどうしたらいいの?手持ちの情報を集めて知見を広げよう

ここは書いてなかったことだからここは持論なんだけど、人間「えいや!」ってやるにはものすごいパワーがいる。

知らないところに踏み込む一歩って怖いと思うんだよね。

でもある程度知ってるところにならそれよりもっと簡単に踏み込める。

じゃあ、ある程度知ってる状態に持っていくにはどうしたらいいか?

よく言われている「自己投資」がここに効いてくる。

  • いろんな人に会って話を聞く
  • いろんな本を読む
  • いろんな体験を自ら進んでする

お金持ちになるためにはこんなことしろ!なんていろんなところに書いてあったと思うんだけど、つまり広義で、超広義で行動範囲を増やせよ、って意味なんだと思った。

そしたら、色々体験していく中でやってみたいことが見つかった時に、足踏みしなくて済むしね。

自己投資って経験値の蓄積なんだ!って思ったのはこの本を読んでからようやく。

自信なんてなくていいし、根拠ある自信なんてまやかしである

自信についての堀江さんの考えも書いてあった。いいね。

「●●がないから、自信持てません」→何もなくていい

別に何も持っていなくていいと書いてあった。

実際に会社を持っている人はできることが少ない人が多かったりするし、ヤンキーみたいな人もたくさんいる、と。

自信に天賦の才はいらないらしい。

「自分●●だから自信あります」→これも危うい

だめ、じゃなくて、危うい。

だって●●じゃ無くなったら途端に崩壊するから。

「10億稼いだことがあるから」って単語が入ってたとしても、目の前に100億稼いだ人が出てきたら途端に自信がなくなるのでは?と。

根拠ない自信こそ最強

だから、理由なき自信が最強、と締めくくられている。

巻末なのでちょっと多めに引用させてもらうと、

お金、他人、リスク、目標、死……こうした外部のことに惑わされず、自分の手綱をしっかりと握っていられると言う確信ーー 。

「過去」や「未来」に心を奪われず、いつでも目の前の「現在」に夢中になっていられると言う手応えーー。

これが本物の自信を作る。

言葉を変えると、文字通りマジで本気で取り組んだら、どんなに失敗しても、1歩1歩進んでいることが見える。

「自分、進んでるな」って思ってる瞬間こそ、それこそが自信に変わるんだと思った。

お金についての堀江さんの考えにも注目

今日絶対書きたかったことはここ。

お金について難しく考えすぎていた気がする。

信頼されている人にこそお金が集まってくる。

堀江さんから見ると、お金って、ただの信用を可視化したもの。

なので、お金を増やすには、信用を増やせば良い!

うわ、わかりやすい。

「自分こんな人なんだけど、こんなことしたいんや!だからお金くれ!」

クラファンとか簡単に300万とか集まったりするけど、この言葉を成していてめちゃくちゃわかりやすいよね。

キンコン西野がクラファンは信用のATMなんて言ってたけどようやく意味がわかった。

時間のために仕事してたけどこの意識を変えたいと思った一言。

時間の換金ぐせをやめる

このポイントもすごい面白かった。

労働は、時間をお金に変える行為じゃないらしい。

もうわかる。

お金は信用を可視化したものなのであれば、信用を集めなければいけない。

なので、「お金さえあれば、労働しなくていい」って考え方をやめなければ、お金を貯めることができない。

「お金のことを好きになれ」なんてみんな言ってるけど、「好きになる」というか、もっとお金のことについて知らなければあかんなって思った。

お金について知るって、ぶっちゃけお金ってなんなの?ってところを限界まで深掘りする必要があると思ったんだよね。

結局上の一言に戻ってくるんだろうけどもっと知りたい。

次の本はお金に関する本にしようと思う。ちょうどいい積ん読があるから。。笑

いい意味で、大きな子供を目指そう

こんな言葉で締めたい。怒られるかな笑

とにかく今持っている時間を使って最大限いろんなことを楽しもう。

情報を集めよう。

後半は健康についても語ってたけどこっちは知ってる情報だったから割愛。

もっと本を読まねばなぁ。次の本も楽しみ。

要点太字になってるから、流し読みだったら1時間半くらいで読めるよ。よかったらぜひ。